貼雑帖(はりまぜちょう)

アクセスカウンタ

zoom RSS R-1グランプリ2008 を観て。

<<   作成日時 : 2008/02/17 23:51   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 6

今年のR-1は生放送ということで、最も注目していたのは鳥居みゆきでしたが、かなり抑え気味になっていて、持ち味は出ていませんでした。

いちばん面白かったのは、“謎のメタボ芸人”芋洗坂係長……というか、あれは元テンションの小浦一優ですね。田口浩正とコンビを組んでた時は、巨漢の田口と対照的な役どころでしたが、しばらく見ないうちに、あんなに太っていたとは。テンションの当時からタップダンスなんかをやっていたし、そもそも彼は振り付け師でもあるんだから、踊れることに何の不思議もないわけですが、初めて見た人にはインパクトあったでしょうね。私もあの体型で踊りまくり歌いまくる姿には大爆笑させられました。

元・相方の田口のほうは、映画『チーム・バチスタの栄光』にもチームの一員として出てましたし、去年は『それでもボクはやってない』で痴漢の真犯人役をするなど、顔を見る機会も多かったんですが、それに比べると目立たなかった芋洗坂係長(この芸名、ずっと使うつもりなんでしょうか?)がこういう形で活躍するのを見られたのは良かったと思います。テンションというコンビは、さまぁ〜ずあたりと同期でなかなか面白かったので、これで2人とも、それぞれに活躍の場ができたことになったというのも、ファンとしてはうれしいところです。ただ、芋洗坂係長というキャラは、そのまま続けるとするとネタの種類が限られそうな気もするので、今後どういう風になっていくのか、注目していきたいと思います。

さて、同日夜のゴールデンタイムに「レッドカーペット」の拡大スペシャルを持ってきながら、あまり視聴率が稼げなそうな夕方にR-1を生放送したフジテレビの意図はどこにあったんでしょう。私は、鳥居みゆきが放送禁止用語を連発するとか、とんでもない行動に出ることを危惧していたのかとさえ思っていたんですが、彼女としてはかなりマトモなネタに終始しただけでなく、ネタ終了後の雨上がり決死隊とのからみでも、ごく普通の女の子みたいな表情を見せていたので、やや期待はずれだったと同時に、テレビ局からの何らかの示唆があったのかとも感じました。まあ、単に緊張していただけなのかもしれませんが。

その「レッドカーペット」には、優勝したなだぎ武をはじめ、世界のナベアツ、中山功太、鳥居みゆきなど、決勝進出組の何人かが出演していました。収録は当然、こちらのほうが先だったはずで、なだぎは「ややこしや〜」のネタを披露していたんですが、この番組がアンテナ的な役割を果たしていたのだとしたら、芋洗坂係長は不利を受けていたことになりますね。私は、ネタ的にみていちばん面白かったのが芋洗坂係長、次が世界のナベアツこと渡辺鐘、三番手が鳥居みゆきという順序でした。

なだぎのネタは面白いんですが、展開に予想がついてしまい、ファミコンのバグリを途中で見せた時点で、オチもわかってしまいました。また、どうも最近、「おれって面白いだろう」的なオーラが出始めているような気がして、イマイチ笑えなかったため、ワタシ的には今回、五番手ぐらいの感じ。中山功太のネタは微妙でしたし、締めくくりがつまらなかったですが、私にはなだぎよりも良かったように感じられました。山田よしのネタも結構笑えましたが、あれはかなり以前から使っていたものですし、あべこうじ・土肥ポン太の2人にも新鮮味は感じられませんでした。

今回、有力候補が予選でかなり落ちてしまっていたようで、全体に華がなかった気がします。上記のような理由で、私はなだぎの連覇には納得いきませんし、まだ6回しか開催されていない大会なのに、そのうち3回でザ・プラン9のメンバーが優勝し、吉本興業以外の芸人が勝ったことが一度もない、という結果には、ある種の偏向を感じざるを得ません。今回は忙しくて、予選の様子を全く見ることができなかったため、正当な感想と言えるかどうかはわからないんですが、審査のシステムはM-1以上に多くの問題を抱えているように思います。

実際、M-1の歴代優勝者がそれぞれに大活躍しているのと比べれば、R-1のほうは優勝者よりむしろ、決勝で個性をアピールできた芸人たち、それも多くは吉本以外の所属タレントが多い(ヒロシ、長州小力、バカリズムなど)うえに、柳原可奈子などは一度も決勝に残ることすらできてないにも関わらず、決勝進出者の大多数を上回る人気を得ています。しかし、なだぎの場合はというと、昨年あれほど劇的なファイナルだったというのに、R-1優勝者という看板が生きている感じはしません。こういうところを見れば、審査の問題点は歴然としているのではないでしょうか。

※この記事はにほんブログ村のランキングにエントリーしています。
 この記事が何かの参考になりましたら、ポチッと応援クリックをお願いします。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
わたしもお笑い大好きです。
でもこんなふうに感想を理路整然と語ることはできません。すごいな。
つる
2008/02/18 20:03
田口浩正さんて、芸人さんだったんですか?てっきりどこかの劇団出身かと。結構好きです。伊良部役とか、やってほしい。
R1観そびれたんですが、ネット上では疑惑の判定のウワサが絶えませんね。私も同感ですが。個人的にはバカリズムさんが好きなんだけどなぁ。準決勝落ちだったんですね。
ia.
2008/02/19 00:53
つるさん>
理路整然というより、理屈っぽいだけでしょうね。それに、ホメるのは難しいけど、欠点をほじくるのは簡単なように思います。お笑いに限ったことじゃないんですけど。私の性格がねじくれてるからかも(w)。
のちんかん
2008/02/19 01:59
ia.さん>
田口浩正さんは、たぶん周防正行監督に気に入られたのが、俳優専業になったきっかけじゃないかと思ってるんですよ。私が良く覚えてるのは、「シコふんじゃった」に出演したときのことでした。
そのときは、芸人がちょっと俳優もやってるだけな感じでしたが、その後「古畑任三郎」のスペシャルで、陣内孝則が演ずる犯人に殺されてしまう性格の悪い数学者の役をやったときに、「ああ、この人は俳優のほうが向いてたんだなあ」と感じたもんです。
ところでバカリズム、私も大好きなんですよ。予選であべこうじなんかに負けたなんて、考えられないんだけどなあ。
のちんかん
2008/02/19 02:13
こんばんは。R-1は、あまり期待せずに観ましたが、やはり全体的に低調でしたよね。鳥居みゆきが何かをやらかす事に期待していたのに(笑)僕の採点では@灘儀で順当かなー。客の反応も相応だったし。ファミコンの2コンマイクでツボリましたわ。あとはA芋洗Bナベアツかな。それにしても雨上がりの仕切り酷かったですよね。今田はやっぱ上手い!
レイバック
2008/02/19 21:10
おっと、なだぎを漢字表記するなんざ、通ですね〜(笑)。私はジャズ好きなせいか、同じ「ザ・プラン9」でも久馬とかヤナギブソンみたいに、アドリブがきくタイプのほうが好きなんですよ。
ナギ・ナギオ……じゃなくて灘儀の場合、最初から最後まで、計算しつくしたようなネタになっているところが不満で、今回の場合でもレイバックさんと同じくファミコンの2コンマイクの部分は大爆笑だったんですけど、あとはもう展開が見えちゃってダメでした。
そうそう、雨上がりは確かにヘタですねえ。いちど、今田にやらせてみればいいのに。
のちんかん
2008/02/20 16:53

コメントする help

ニックネーム
本 文
R-1グランプリ2008 を観て。 貼雑帖(はりまぜちょう)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる